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アーマーナイツ(簡易プレイガイド)

 
 ページ2 「ちょっと上級なルール解釈」

~1.動作の実態~
 ゲーム入門時は大して問題となりませんが、慣れてくると「おや?」という場面がいくつか出てくることかと思われます。
 ここではよく出てくる疑問である「動作を行う流れ」について明記いたします。

 「動作」は、それが何の類であるかに関わらず、全て、
○『動作宣言(動作開始) →対応有無を確認 →動作効果を適用』
 ・・・という流れで行われます。

 「動作宣言」と同時に「動作数値の消費」「装填の発生」「コンボとしての組み込み」が適用されます。
 注意する点としては、効果が適用される(処理される)のは「対応した動作」からということです。


~2.独占動作~
 『独占動作』とは、「攻撃動作」「移動動作」「回避動作」を意味します。
 これらを率直に表すと、『独占動作中に独占動作を行えない』となります。
 ただし、「独占動作を中断して独占動作を行う」ことは可能です。

 つまり、「移動動作中に回避動作を行う」場合、移動動作は中断され、
 「攻撃動作中に攻撃動作を行う」場合、最初の攻撃動作は中断されます。


~3.緊急移動~
 『判定中に行われる移動動作』を意味します。
 主としては、「~の前に」や「~中に」という表記のある移動動作です。
 
 「判定中」とは、例えば「相手が攻撃を宣言したのでそれに対応する」など、
なんらかの動作が確定せず、「対応」が考慮されるタイミングのことです。
 最も顕著な例は、『相手の攻撃に対応して1F距離移動する』でしょう。

 緊急移動は移動動作の中で例外的に“独占動作ではありません”。

 
~4.緊急移動による回避~
 攻撃に対応して「緊急移動(動作判定中の移動)」によって移動した場合。
 この攻撃は「対象が狙った位置にいない」ので、“失敗(無効)”します。
 言ってみれば『完全回避』のようなものなので、「緊急移動」は非常に
強力な防衛手段となります。
 
 これに対し、攻撃側は『F補正』『M補正』で対処できます。

 ・「F補正」は『数値までのF距離緊急移動を捕捉できる』
 ・「M補正」は『数値までのM距離緊急移動を捕捉できる』

 ……“捕捉できる”というのは、「失敗しない」に等しい意味です。
 つまり、「緊急移動」によってF距離を2移動されても、「F補正2」
があれば対象に攻撃が当たるということです(通常の回避はあり得る)。
 
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