第二章 「大人がやってもよい事とは何か?」
犬:2-2 目的の再定義
(短いですが、キーポイントなので……)
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「大人が行う事か、子供が行う事か」の判別ができるものと出来ないものの違いは何であろうか。また、それはなぜ「区別できる」または「区別できない」のであろうか。
この「区別」を失くすことができれば、<項目2>の各例が<項目4>に入ることができるし、<項目3>の各例を<項目4>に入れることも可能である。
再確認となるが、当考察は『項目2の例を項目4に入れる』過程を必要としている。
提示した「大人が行う事(大人に相応しいこと)」を確認すると、『子供は行うべきではない行為+大人が行っても恥ずかしくない行為』である。
現在求めるものは『大人が行ってもよい行為』の定義を導き出すことなので、「子供は行うべきではない行為」という定義は今後、用いる事は無い。つまり、本研究が目指すべき定義は変化したことになる。
よって、これから目指すべき「大人が行ってもよい行為」の定義を考えていく上で、『大人に相応しいこと=大人が行っても恥ずかしくない行為』として検証を進めていく。
具体的に提示すると、『<項目2>に相当する行為を<項目4>に相当する行為にするにはどうしたらいいのか』という検証内容となる。
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